🇯🇵 高勝率パターン |ワイコフ式「強さの兆候」
相場が本気で上昇する前には、わざと弱く見せる“だまし下げ”が入ることがあります。短期の下落で個人投資家が「空売りが効く」と思い込み、同じ行動を繰り返すうちにショートが積み上がり、これが後の上昇の燃料になります。
吸収が進み、準備が整った瞬間、静かだった価格が出来高を伴って一気に上へ抜ける――これがワイコフ理論でいう「強さの兆候」です。
判断ポイントは、①よく取引された価格帯で下げ止まっていること、②レンジ中心より上に戻ってきていること、③出来高が増えていること。この3つが揃うと、相場の空気がガラッと変わります。
📌 具体例:2021年5〜7月のBTC(4H)
5月の急落後、3.0〜3.5万ドルは最も取引が集中した価格帯で、何度下を試しても止められていました。その後、約2か月の弱気レンジが続き、市場全体に「もう動かない」という空気が漂います。
ただ裏側ではショートが積み上がり、静かな買い集めも進行。そして7月26日、出来高が急増し、BTCはレンジ中心(約34,000ドル)を力強く突破。この瞬間から流れが反転し、8月の48,000ドル付近まで、教科書のような上昇トレンドが形成されました✨
不安な場合は、レンジ上限+出来高突破を待ってから入るのもアリです。利益は少し減りますが、精度はより安定します🙂
